【WRAP】は、自分の状態をつかんだり、生活を過ごしやすいものに変えていくことに役立ちます。
【WRAP】の考え方を、私なりに簡単にまとめると、
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◎【いい感じの自分】の姿に気付き、そういう自分でいることを目指そう
◎【日常管理プラン】の【毎日するといいこと】【時々するといいこと】を使って、自分をよい状態に保とう
◎自分が元気になれる【元気に役立つ道具】をたくさん見つけ、生活の中で、自分の【元気に役立つ道具箱】を使って、元気に過ごそう
◎調子の悪さに関係する状態(【引き金】【注意サイン】【調子が悪くなってきている時】【クライシス】【クライシス後】)に早く気づいて、対処(【対応プラン】を考える)しよう
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こんな考え方だととらえています。
【チャーミー流の工夫】
WRAPは、考え方としては素晴らしいと思うんですが、急に使おうと思っても使えなかったりします。
とにかく、生活の中で、普段からWRAPを使うことが大切。
でないと、WRAPの内容が頭に出てこないので。
日常生活に、どんな風にWRAPを取り入れるかは、<【チャーミー流】自分の整え方】>の中で紹介しています♪
それから、私は生活の中でWRAPを使っていて、【WRAPを使えない時】があることに気づきました。
それは、正確に言うと【WRAPをつかう余裕がなくなっている時】です。
そういう状態になる理由は、大きく分けて二つあって、
①自分を責めている時
と、
②ひどく疲れている時
です。
なので、その状態にある時は、まずその事に対処します。
①自分を責めている時
は、【自分を責める自分の声】に対抗するような、【自分擁護】を自分にしてあげます。
『確かに、考えが足りなくて失敗してしまったけど、今は調子が悪めだから、いつものようには前もって考えておけなかったんだよ。今の状況の中で、チャーミーは、精一杯やってると思うよ』
こんな言葉を自分にかけてあげられると、自分を責めて頭がいっぱいの状態から、抜けやすくなります。
②ひどく疲れている時
この時は、いつも以上の<自分助け>をする必要があり、私は【自分支援】と読んでいます。
例えば、電車などの座れるところでは、とにかく座って【体を休める】。
そして、【お金がかかっても、楽をしたり、したいことをする】。
例えば、温かい飲み物を飲んでもいいし、逆にカバンに飲み物が入っていて重ければ、それを捨ててもいいです。
これを続けていると、少しずつ回復して、WRAPをつかう気持ちの余裕が出てきます。